昨年、急性骨髄性白血病の治療のため骨髄移植を受けました(骨髄バンク登録者さまより提供頂きましたので、時期については伏せさせてください)が退院より一ヶ月後に再発し、現在再移植のため入院しております。
再移植は五月末予定(今回は血縁者からの提供のため、時期の公開については問題ありません)ですが、わたし自身はこれまでの自分の人生の持ってなさを鑑みるに長期生存は難しかろうと判断しています。
再発が発覚した際から現在に至るまでのわたしの希望は、治療を放棄し人生を謳歌したのちの死です。しかし、それでは残される親族が余りに不憫であると考え、再移植に向け治療に臨むことを決めました。死は疑いようもなくわたしの希望ですが、治療に臨み移植を受けることもまた紛れもないわたしの意志です。
親族にも、友人にも、ただ必ず治るからと嘘を重ね未来の約束を続けているわたしですが、ほんとうのところは東京五輪さえ見ることはかなわないだろうと思っています。
白血病はいまや不治の病ではありませんが、治らない人もいます。ここは、治らない(であろう)人の日記です。誰かを勇気づけるためではなく、わたしがありのままの心情を吐露するために用意した場ですからどうぞ閲覧にはご注意ください。
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